志木市立市民病院 総合健診センター オープン


東大医療政策人材養成講座(HSP)での共同研究がまた一つ、実を結びました。

3期の研究では、特定健診の受診率向上には施策が打たれているのに、がん検診の受診率向上には何ら、手が打たれていない状況を鑑み、志木市に対して、特定健診とがん検診の両方を一緒に受診できる公的施設を構築し、行政による計画的な受診率の向上と、その収入による市民病院の収益力の向上を行い、全国のモデルになるべき提言を行いました。

志木市はその提言を受け、市民病院内にある施設をリニューアルし、総合健診センターをオープンさせました。ここま                                   でには、いうのは簡単ですが、建築基準法や様々な法律や手続きなどに苦慮しながらも、予算措置を行い、確実に実行した行政マンの努力の成果でもありました。

特に乳がん、子宮がんの検診受診率が低いことに着目し、女性専用健診日を設けたり、女性検査室を設け、その向上を狙っています。特に子宮頸がんについては、内容としても最先端の健診体制を整えているようです。
施設も有名クリニックをベンチマーキングしたようで、受診率向上を促進する出来です。
ハードは出来ました。これからはマーケティングに重点が置かれます。ぜひ全国の市が参考にして欲しいと願っています。

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