今、思うこと

 未来は今、ここに現れている。人間以外の生き物と共生してきたウィルスが人間の所に来ている。人口の増大により、人が更に生きるためのとちを広げ、食べるものを広げたことで遭遇したものだ。そういう意味では地球環境の資源を使い尽くそうとしていることがこういう事態を招いたとも言える。社会課題を考える際に、ウィルスとの共生も必要になるが、根本の問題も解決しなければならないのではないのだろうか。
 こうした中、色々な未来が現れ始めている。
 例えば、貧富の差の問題。税金を活用した、国内での貧富の差の是正は、一部の国で否定され、貧富の差が拡大してきた。一方、富裕層の中には、自らの資金を投入して、満たされていない人への支援を行う動きや、きちんと富裕層から税金を取ればいいと言った発言も出てきている。これからは税だけではなく、富裕層が自らの思いで支援をするといった多様な支援の中で進む形になってくるかもしれない。今のような状況では、富裕層も自分たちだけ守られて満たされた生活をしても、それを承認されることもなく、精神的に満たされない状況になっているのだろう。
 また、これからの生活は、基本的にネットへの依存が高まるのは間違いない。紙でなければならないといった法律は、そのためだけにリスクを負って出勤している人のためにも
廃止されるべきである。また、会議はネットで十分である。むしろ、全てネットになることで重たくなることへの不満やセキュリティへの期待が強まってくると思われる。
 商品・サービスの購入、教育、医療多くのことがネット依存を高める。
同時にリアルでは人の接触のあり方も変わって来ざるを得ない。ソーシャルディスタンス、手袋の着用、場合によっては目の保護のためのゴーグルの着用なの義務付け、ハグは肌を触らないなど変わってくるだろう。飲み屋も一人一人透明なビニールで遮断されるなどの措置も取られるかもしれない。SFの世界がまじかに迫ってくるのだろう。VRも発展し、そういう装置が飲み屋に必須となるかもしれない。
 大切なことは、人間はそうやって工夫して暮らしていくことは可能ですが、それによって地球環境が悪化してはならないということだ。地球との共生がないと更なるリスクが高まるだけである。自分を守り、他人の迷惑をかけないで済ませるのではなく、地球に迷惑をかけないというところまで進んで欲しいものである。


 



コメント

人気の投稿