HSPシムポジウム
先日、HSP総会とシンポジウムに出席した。
HSPOBを中心に多彩なゲストがスピーカーを
行い、議論を行った。
印象深いのは、夕張では170床をの病院をベッド十数床のクリニック
にしたこと。これによりいわゆる越冬入院といった行為はできなくなり、
必要な治療は在宅で行うようにしたということ。結果的に、医療費の
抑制にもつながったということであった。
これに関連し、日本は高福祉、中負担ではないかという議論になった。
やはり老人に対する保健適用すべきでない医療行為がいまだにある
面を見ると高福祉と言わざるえをえない。それ以外を見ると
高福祉というわけではないのであるが。
その医療費が国から出ているもので、自分の子供や孫の負担が
そのために増えていること、を直視してもらわなければならないと
いった議論があった。
現在の財政では、中福祉、高負担が強いられそうなのに、
タブー視することはできないという意見が多くみられた。
こうした現実を病院の経営の質を見る場合、どう評価していけばいいのか
改めて議論を深める必要を感じた。
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