ハッカソン、アイデアソン
ハッカソンの意味も知らずに、妻と二人で無謀にもハッカソンに参加しました。
後で知ったのですが、ハッカソンはプログラマやデザイナー、ソフト開発者
などが集まり、1日から数週間でプログラムやソフトを開発するイベントです。
先日たまたま日経の雑誌を読んでいたところ、「学び×ゲーム」ということを
テーマにアイデアソンとハッカソンをやる、というので若い人たちと話し合い
をしたり、新しい創造の手法に触れることが出来るのではないか、と思い、
応募しました。でも一人では浮く可能性が高いので妻を強引に連れ出しました。
その点で妻には相当文句も言われましたが。。。。
アイデアを出すものです。アイデアを最終的に10本くらいにまとめ、次回の
ハッカソンで具体化する、といったストーリーでした。アイデアソンの参加者は
5~60名でしょうか。時間は2時間ちょっとでした。
最初に子供たちの学習の仕方でユニークな取組みをしている二人のプレゼンが
それぞれ10分程度ありました。その後、81マスを活用し、真ん中の9マスの
一番真ん中に「「学び」という言葉を入れて、残りの8マスに関連する言葉を
いれ、更に8個の言葉について、それぞれ8個言葉を入れるという個人演習を
しました。その後、チーム(5~6人)の中で、紙を回し、面白いな、と
思ったものにしるしを付け、終わったら皆で話し合います。
その後、そのネタを持って、大きな二十の円をつくり、二人対でネタを紹介しあい
アイデアを膨らまします。2~3分で次の人に行って、更に話をします。
5~6回やったでしょうか。その後、自分でネタを紙を横にしてタイトルと
ポイントを三つくらい記述する。少なくとも1つ、できれば2つ。
ちなみに私のネタは、学習をしているとスマホから音楽が聞こえてくる、
それにあわせて学習したいことがらを歌詞にして歌い、それをアップする
というものです。ごろあわせ良し、そうでなくても良し。
歌えるとポイント、歌えないとパスして、誰かに命令して歌わせるといった
ことができるようにする。ランキングしたりすると面白いかな、と。
それを書き終わったら、机にそれを置き、皆、立ち上がって、それぞれの
机を回り、良いと思うのにしるしをつけ、多いものを選択します。
一番多いのは26票、ついて21票、11票以上が選択されました。
ちなみに私は10票。自分も入れて良い方式でしたので、入れていれば
選択の対象でした。票が少なくても、ぜひという人も入れて14チームが
出来上がりました。
その後は、それぞれのネタをもう少し紹介し、ハッカソンに向け
手伝う人のところに皆並び、チームを形成しました。私は、
「好きなもの博物館」というのを選びました。提案したミゾグッチーは、
博物館に行っていろいろなことを学んだのが契機で学習が進んだそうです。
それを思い出しながら、自分の「好き」を表現し、それを共有し、それぞれの「好き」
を学びあうことで、自分の好きが磨かれ、学習が育まれるという
アイデアです。その時は彼以外にプログラマー(リンリン)と私と妻という形でした。
ハッカソンは2日間。チームメンバーは、ミゾグッチーとリンリンが
それぞれ一人づつプログラマ(しょーり、としろー)を連れてきて、
更に当日から参加のプログラマ(ばばっちー)が参加し、7名という今回の中でも
最大規模のチーム。しかもプログラマ4名という他チームにうらやましがられるメンバーとなりました。
しかし、我々はプログラムを組めるわけではなく、2日間の役割は
今回のプロジェクトのアイデアをブラッシュアップすること。そして
コンテンツを考えることの二つでした。
ブラッシュアップでは、まず、リーダーからコンセプトのプレゼンを受け
それに対して妻と共にアイデアをミゾグッチーに提案しました。
1.アップされたものに「好き」ボタンを押すのなら、それを国別に
分かるようにするとグローバルでの関心がわかっていい。
2.「好き」を集めて勲章にしたり、博士にするのはいいが、一つの
方向性ではなく、複数の領域で「好き」を集めた場合など、複合
的な勲章のあり方にする
3.それらを通じて、子供たちが職業を選択する際に、自分の好きや
興味のありようを理解し、進められるようにする。そして
人生が豊かになることを目指す
という提案をしたところ、リーダーもそのように考えていたところも
あり、方向性が決まりました。
プログラムのほうは、MongoDBを使いたいというりんりんの主張が取り入れられ、
フロント、バック、ミドルと分かれ、データのインプット、アウトプット
ができるソフトが動くところまでを二日間でやろうということになり
ました。デザイナーがいなかったので、デザインは二の次。
後は、コンテンツです。子供になって、自分の好きを学習し、
タイトルと絵(または動画)と学習したテキスト作りです。
意外と子供のときに学んだことを覚えていないことを痛感。
テストの点が良いとか悪いで育ったのだな、と改めて思いました。
二日間の間では、若い仲間と昼食でそれぞれのことを話し合ったり、
ぱしりをしたり、楽しかったです。何とか、プレゼン直前に
プログラムがつながりました。
プレゼンは1チーム3分間。最初のアイデアからは見違えるような
プレゼンが多く、それぞれのプレゼン自身を楽しむことが出来ました。
ただ、プレゼンを見ていて、表彰対象となる上位6チームになることを
確信。できればいいプレゼントのもらえす賞がいいな、と思っていました。
結果としては、今回、日本財団とともに主催したグリー賞を
いただきました。プログラムの出来から行って、恐らくIT系の
会社から表彰されるかな、と思っていましたが、その通り。
更にコメントでは、好きが職業になる、という
コンセプトが良かったというコメントもあり、貢献できたことを実感。
楽しい3日間でした。そして5人の新しい仲間と出会えた素敵な時間でした。
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