アンガーマネジメント

ジョイントコミッションは2009年に病院に対して、
激昂しやすい医師への対処を義務付けたそうだ
(クーリエジャパン11月号「エリートが身につけるべき
「怒り」をコントロールする能力とは」)

アメリカでは私生活を犠牲にして長時間働き、しかも
訴訟のリスクにさらされているストレスによって、
現場での医師の暴力・暴言が珍しいことではないとのことだ。

「怒り」は自分の価値観や信念と合わない状況であるという
認識を心が示す感情である。したがって、自分の価値観や
信念を変えることで怒りを回避する方法が有効である。
価値観や信念もただのこだわりであると感じる場合もあった。

ただし、ストレスがかからないように職場の環境を変えるていく
努力を継続していくことが何よりも大切に思う。個人で解決する
ことだけでは足りない部分は組織として解決すべきだと思う。
病院という一組織では解決できないのであればより広い社会
システムの中で解決すべきである。

JHQCでは、働く人のやる気を高め、能力を最大限に発揮できる
環境を整えるという視点で組織の努力を評価する。
医師のアンガーマネジメントプログラムがあればよしとするので
はなく、それで医師がやる気が高まり、能力が発揮されるように
なったかを評価するのである。

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