日本版医療MB賞研究会 8月月例会

日本版医療MB賞 研究会 8月の例会では、倉敷中央病院の医事診療サービスグループ部長の中島さんに講演いただきました。

参考になった点は一つには

医事診療サービスグループには、病棟クラークがいますが、彼らは、検査などのオーダー代行入力といった診療情報の入力、カルテ・伝票の処理などを電話対応なども含めて実施し、医師・看護師の仕事を和らげていることです。

また、中期計画ビジョンを策定するために、医師や幹部が合宿して、今後の変化や目指すべき姿を意見交換して策定しています。

もともと、小集団活動に定評があり、それも改善成果よりも人材育成を主体に考え、定着させている病院で、最近ではCS調査なども活用し、改善活動を進めているようです。

更に過去を振り返ると、創始者である「大原孫三郎」が立てた立派な理念が今も浸透しているようです。

こうした病院を見て感じるのは、医療の質・サービスの質の向上とそろばんは両立させなければならないとがんばってくると、医療の質・サービスの質だけを意識している病院と比べて、財源があって投資が出来るため、結果的に質が高いように感じます。
そういう点でマネジメントといのは本当に大切だな、と感じました。

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