日本経営品質賞報告会で受賞2病院

今回の日本経営品質賞は福井県済生会病院が受賞しました。

私は、2日目の最後に
前年度受賞の川越胃腸病院の望月院長のスピーチの後、
望月院長と福井県済生会病院の田中院長とのパネルディスカッション
のコーディネータを行いました。
お陰様で好評でした。

望月院長のお話は何度聞いても『気づき』があります。
また、受賞したときのフィードバックレポートをもとに経営品質の向上に
力も入れています。

二人のディスカッションでは、共通点と個別の部分についてそれぞれ
質問をしました。

田中院長には、三浦前院長からバトンタッチしたときになぜ経営品質の
活動を継続されたのかという質問をしました。トップの交代と共に
前任者が実施してきたことをすべて取りやめるケースが民間企業では
目立つからです。

田中院長の答えは
「済生会のルーツをひもとき、『患者さんの立場で考える』という理念を
実現するための活動が結果的に経営品質の継続につながった」

望月院長には、志と価値観の共有が採用の条件としているとの話から
どのように採用しているのかをお伺いした。

望月院長の答えは
「採用には時間とエネルギーをかける。手術が入っていようが採用に
は時間をとる。そして、私の思いを徹底的に説明する」

本当は二つの答えはもっと奥深く、素敵なコメントなのですが、
それは経営品質協議会のDVDで確認してください。

自画自賛ではなく、
本当にいろいろと学びの多い深いセッションとなりました。


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