ビジョンを作成する三つの原則

リーダーシップを発揮する能力の一つにビジョニングというものがあることは、先月の「リーダーシップに重要な四つの能力」で説明しました。そのビジョン作成の際には三つの原則があるそうです。

第一に、ただ可能性のあることではなくて、自分のやりたいことに絞ること。
第二に、単に望まないことに抵抗するのではなく、自分のやりたいことに絞ること
第三に、実現のためのプロセスではなく、自分のやりたいことに絞ること、さらにいうと、コミットしたいことに絞ることである。

こうして、キャンパスの上に絵を描き、繰り返し、繰り返し、その実現のことを考えることが大事です。さまざまなことを考えることになりますが、最終的に何かを選択することになるはずです。リーダーシップの大きな要素は、この選択なのです。

また、自分のやりたいことをやるというのは、少し個人的我欲が強く聞こえるかもしれません。もっと公を考えるべきだといった意見も出るかもしれません。しかし、最も個人的なことが、最も普遍的なことなのです。

ビジョンを作成したら、「私は(又は私たちは)~を望む」、という表現から「私は(私たちは)~を選ぶ」という表現に変えてみると良いでしょう。望むというのは、まだ一般的です。選ぶといった瞬間にそれが特別のものになるのではないでしょうか。ビジョンの作成に関してコーチングするとしたら、以下のような質問をしてあげると良いようです。

1.その目標は明確ですか?
2.あなたが本当に望んでいることでしょうか?もしそれを得たら、あなたは本当に望んでいるものを手にしたことになりますか?
3.あなたはそうすることを選びますか
4.本当にそれを選びますか?本当に?

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