第1回日本版医療MB賞研究会

先日、2007年度の第一回日本版医療MB賞研究会が社会経済生産性本部の会議室で開催されました。今回は、始まりにあたっての紹介と私が「マルコムボルドリッジ賞について」講演するといった内容でした。
内容としては、マルコムボルドリッジ賞の主旨と、現在の応募状況などを紹介した上で、マルコムボルドリッジ賞が目指す経営とは何かについて、コアバリューとコンセプトという形で整理されているものに解説を加えました。

マルコムボルドリッジ賞のコアバリューとコンセプトは11あります。

1. ビジョナリーリーダーシップ
2. ペイシェント・フォーカス・エクセレンス
3. 組織学習と個人学習
4. 従業員とパートナーの価値を高める
5. 俊敏性
6. 将来にフォーカス
7. イノベーションのための経営
8. 事実に基づく経営
9. 社会的責任と地域の健康
10. 成果と価値創造にフォーカス
11. システム視点
です。

経営は管理ではなく、長期的な視点でビジョンを実現するために患者やその家族といった顧客に対する治療やサービスのパフォーマンスをどのレベルまで高めるのかを目標を持って従業員を大事にして、彼らの学習を促すことで実現していくマネジメントシステムを構築し、運営し、高めていくことをボルドリッジの経営は求めているということです。

コメント

人気の投稿