日本版医療MB賞研究会

「医療経営品質」という本を出版しました。
私は、今の医療制度改革を成功に収めるためには、病院の経営の質を高める必要があると考えています。
医療を取り巻く内部環境、外部環境は大幅に変化しています。従って、環境に適合すべく、医療に関わるあらゆる関係者が変わっていかなければなりません。

制度を変えることによって、環境変化に適応できることもあるでしょう。
しかしそれだけでは、人の意識は変わりません。
意識が変わらなければ行動が変わらず、結果的に成果も出ません。
制度を変更すればするほどシステムが難解になり、機能しなくなる恐れもあります。
意識を変えるには、当事者になること、自らが今までの自分を見て「ハッ」と気づくことが大事だそうです。
気づくことで意識が変わるということです。気づくには、組織の中での相互作用・コミュニケーションのあり方が重要な要素になります。

つまり経営をよくすることが、組織の相互作用を高め、個人や集団の気づきを促し、意識・行動の変化を促していくことにつながるのです。
そのための方法を本の中で書きました。また、本と同じ内容を深堀する「日本版医療MB賞研究会」の2007年度の会が9月よりスタートします。医療関係者の方にはぜひご参加をご検討ください。

詳しくは以下のURLにアクセスしてみてください。

http://seminar.jpc-sed.or.jp/detail/jqa/seminar004274.html

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