川越胃腸病院のビデオを見て

川越胃腸病院のDVDを拝見しました。理事の須藤様から送っていただいたものです。失礼ながら病院とは思えないCSの意識が行き届いたサービス組織です。一人ひとりの話の仕方、行動のあり方がリッツカールトンホテルなど優れたサービス業のそれと非常に似ている印象を受けました。

具体的な内容はビデオを見ていただきたいのですが、
・皆が患者様のためにチームで動いていて、医師と看護師や他の職員が上下関係になることなく、協力していること
・患者さんが翌日からの化学治療のため、食事のことについて看護師が熱心に食事を作る部門と話し合っていること・食事を作った人が配膳をしていること
・受付の段階で体調が苦しい方はベッドで寝かせるなどの対応をしていること
・事務と看護師など職員が同じユニフォームであること
・医師(特に院長)や看護師が患者と話をする時間をたくさん取っていること
・患者満足度調査を実施し、それを部門横断の事務局で分析し、全ての情報を隠さずオープンにして対応を検討していること

など印象に残っています。

こうした病院にするのに20年かかりましたとおっしゃっていましたが、それを実現したのは

・患者さん第一、そのために職員を大事にするという考えをぶれなく実行してきた院長や幹部の努力
・院長の「あきらめない」という姿勢・患者さんだけでなく、職員の心をフォローするという姿勢
・自ら行動で示す院長の率先垂範
・院長の意思を愚直に仕組みに展開した幹部の努力

であったのではないかと思います。何よりも職員の笑顔が素敵でした。こうした病院が一つでも多くなることを願っていますし、それをお助けするのが私の使命だと思っています。

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